生成AI利用方針

生成AI(*1)は、業務効率の向上、生産性の拡充、さらには新しいアイデアの創出に寄与する可能性を秘めています。このテクノロジーは、事業の多岐にわたる局面で革新をもたらす力があります。
しかし、その利用には慎重さが求められます。特定のモデルやサービスを利用する際、学習データの権利関係が明確でなかったり、利用者が入力した情報が学習データとして再利用される可能性があります。これにより、情報が不適切に共有されるリスクや、機密情報が漏洩する危険性が考えられます。また、生成AIの利用が法令違反や他者の権利侵害につながる可能性も否定できません。
弊社では、これらのリスクを真摯に受け止め、生成AIの利点を最大限に引き出しつつ、安全に活用する方法を追求しています。そのために、社内向けに詳細なガイドラインを策定し、適切な利用を統制しております。このガイドラインに従い、安全かつ効果的な生成AIの活用を目指して参ります。

以下はガイドラインの概略になります。
  • ・受託業務においてはクライアント様や関係各社様の方針に従うこと。
  • ・特に指示がない場合は以下の社内規定を遵守すること。
    • a. 画像/動画生成AIは原則利用禁止。
    • b. 文章生成AIは利用可。ただし社内外の機密情報や個人情報をプロンプト等に入力する行為(*2)、および生成したものを制作物に使用する行為は厳禁。
    • c. 音声合成AIは学習データの権利関係を確認し許可が得られた場合のみ利用可。
    • d. その他生成AI(モーション生成等)は原則利用禁止。
  • ・研究開発など一部の目的においては都度検討すること。この場合でも機密情報や個人情報の入力は厳禁とする。

*1. ここでの“生成AI”とは2022年あたりから普及し始めた、大量の学習データを用いて作成された生成モデル、主に「Midjourney」や「StableDiffusion」などの画像生成AIおよび「ChatGPT」などの文章生成AIを指します。

*2. 許可を得ている場合はこの限りではありません。


以上の方針は、2023年11月時点のものです。技術の進歩の速度を踏まえ、適切な時期に最新の情報に基づいた改訂を行ってまいります。
お問い合わせ先
ジェットスタジオの生成AI利用方針に関するお問い合わせは、株式会社ジェットスタジオホームページ内のお問い合わせフォームよりご連絡下さい。